あっ、喪主の練習 しておこう!
はじめに
こんばんは。Q-mangです。
すみません、風邪でダウン、上海出張等で約1週間ぶりになってしまいました。
ダメですね。継続は力なりを実践できていません。まあ、頑張ります。
今日は上海出張中、飛行機の中で一人でボーっと考えていたことを是非皆さんにもお勧めしたく書きます。
今日のテーマは「あっ、喪主の練習しておこう!」です。
1.きっかけ
先日僕の父親の肺に小さな何かが出来ていると病院で診断を受けました。父親は数ヶ月前に頬に悪性の腫瘍が見つかり、無事手術が成功したばかりでしたので、非常に高い可能性で「転移」」している可能性があるとのお医者様のコメントでした。上海出張に飛び立つタイミングではまだ手術前で、その「何か」が悪性(いわゆる癌)なのか、良性の出来物なのかわからぬままでした。飛行機の中で僕はふと「あっ、喪主の練習しておこう」と考えました。世間では縁起でもないと言われてしまうとは思いますが、悪性の癌で他界してしまった僕の父親を想定して。
僕は長男であること、また中華系の飛行機でテレビもなく、3人がけの真ん中の席でPCを開くこともできず何かを考える時間が2時間ほどあったこともあります。笑
2.喪主とは
・お葬式における実務的な代表
・法的に誰がやらないといけないという決まりはない。故人と関係の深い人が良いとのこと。
・その他はリンクででも調べてね。(調べればわかることばかり)
http://www.shinke-sousai.com/moshu-seshu/
3.故人を偲(しの)んで挨拶を想像する
さて、実際の段取り等はしっかり調べて準備必要とは思いますが、僕が飛行機で練習したのは、通夜、告別式で参列者に感謝の挨拶をした後「故人との思い出」を語る場面ですね。
まあ、色々出てきました。「化学の先生だったので何でも論理的にコメントを発する人間で、小さな頃はすぐ怒る怖い父親でした、でも大学生、社会人になるにつれて、昔父親が言っていた数々の言葉が有り難く感じる場面に多く遭遇するようになり、今言えることは、誰よりも尊敬できた父親でした。まあ、本人には照れくさくて面と向かっては言えませんでしたが。他界する前は一緒にゴルフの練習も始め、父親は下手だったけど楽しそうに身体を動かしてました。。。。」
このあたりまで自分が喪主になったイメージを膨らませると、まあ泣きそうになるんですね。泣きそうになったので、ここで周りの目もあり、この練習はやめました。
4.得たもの
この練習を経て感じたこと。「もっと父親と会話しておけばよかった」、「もっと一緒に出かければよかった」等等。後悔ばかりが出てきます。でもね、練習なので今からでも出来ます。この練習をすると大切な人とすぐに話したくなったり、会いたくなったり、自分の思考、行動がどんどん変わります。それがこの練習の最大の狙いです。
僕は帰国後、本日手術を終えた父親にすぐに会いに行きました。そこで「今日お前変やで」とつっこまれるくらい、話しました。だっていつ会話できなくなるかわからないし、「大切な人と」上述の練習で改めて感じたからですね。
*ちなみに手術後摘出した出来物(腫瘍)は「良性」でした。ホッとしたのは事実です。
まとめ
単純なことですが、皆さんも一度是非大切な方(何人でも)の死を想像し、喪主になりきり どんな人だったかを参列者の方々にお話しする練習をして見て下さい。そうすればすぐに大切な方と電話したり、会って話すこと等に時間をさきます。いつもは仕事や、自分の趣味ばかりに時間を考えてしまいがちな僕のような人間でもそちらを優先して時間を作りました。お互い元気で話せていることが(今まで何とも思っていなかったことが)本当に幸せに感じますよ。
おしまい
今の気持ちを中国語で
过时间,有可能一些重要的感情没办法表示,所以现在马上要开始动吧!!